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活性酸素、その本当の役割

2025-07-02
活性酸素、その本当の役割

「活性酸素」という言葉を聞くと、つい「身体に悪いもの」「老化や病気の原因」といったイメージが浮かぶ方も多いのではないでしょうか?
確かに、活性酸素が過剰になると体に悪影響を与えることは知られていますが、実はもともと私たちの体内に存在する大切な物質でもあります。

活性酸素はその強力な作用を利用して、体に侵入した細菌やウイルスなどの異物を排除する役割を果たしています。たとえば白血球は、活性酸素を使って病原菌と戦っています。つまり、私たちの健康を守るために欠かせない防御システムのひとつなのです。

本来であれば、この活性酸素は体内で適切にコントロールされています。必要な場面で発生し、不要なときには速やかに中和される。そうしたバランスがとれている間は、体にとって有益な存在なのです。

ところが、現代人をとりまく生活環境は、このバランスを崩しやすい状況にあります。例えば、紫外線、排気ガス、食品添加物、喫煙、過度な飲酒、睡眠不足、過労、ストレスなど、日常のさまざまな要因が活性酸素を過剰に生み出す引き金となっています。

さらに、年齢とともに私たちの体の「抗酸化力(活性酸素を中和する力)」は少しずつ低下していきます。若い頃は自然にバランスを保てていた体内環境も、加齢や生活習慣の積み重ねによって、活性酸素の影響を受けやすくなってしまうのです。

このように過剰になった活性酸素は、もともと細菌やウイルスに対して発揮されるべき破壊力が、正常な細胞や組織にも及んでしまいます。細胞膜やDNAを傷つけたり、炎症を引き起こしたりすることがわかっており、それが老化の進行や生活習慣病、さらにはさまざまな慢性疾患のリスクを高める原因のひとつと考えられています。

では、私たちはどうすればよいのでしょうか?
まず大切なのは、活性酸素を「ゼロにする」のではなく、「必要以上に増やさない」こと。なぜなら、活性酸素は本来、身体に必要な働きを担っているからです。そのため、食生活や生活習慣の見直しによって、過剰な発生を防ぐことが第一歩です。

もうひとつは、体内の抗酸化力をしっかりと保つこと。私たちの体はビタミンCやビタミンE、ポリフェノール、カロテノイド、セサミンなど、さまざまな抗酸化成分によって活性酸素の害から細胞を守ろうとしています。これらの栄養素を意識的に取り入れることが、健やかな体づくりにつながります。

忙しい毎日では、バランスの取れた食生活が難しい時もあります。そんな時こそ、抗酸化成分を手軽に補えるサプリメントの活用が、健康維持の頼もしい味方となります。

活性酸素とうまく付き合うことは、エイジングケアにも、将来の健康づくりにも欠かせないポイント。ぜひ、毎日の生活に抗酸化ケアを取り入れてみてはいかがでしょうか?



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