ゴマリグナンと活性酸素

近年、ゴマが再び注目を集めている理由のひとつが、ゴマに含まれる成分「ゴマリグナン」にあります。
中でも代表的な「セサミン」は、活性酸素に対抗する力を持つ植物由来成分として研究が進められています。
「活性酸素」とは、私たちが呼吸で取り込む酸素の一部が変化してできるもので、細胞に酸化ストレスを与えることが知られています。
活性酸素とは?
活性酸素は、体内でエネルギーをつくる過程などで自然に発生します。
もともと免疫の一部として、体内の細菌やウイルスを退治する重要な役割もあります。
しかし、ストレス・紫外線・喫煙・過度の飲酒・睡眠不足・大気汚染など、現代人を取り巻く環境や生活習慣によって必要以上に増えすぎてしまうと、体の酸化(いわば「サビつき」)を引き起こし、健康や美容に影響を与える要因になると考えられています。
抗酸化力 ― 体を守るチカラ
人の体には本来、活性酸素に対抗する「抗酸化酵素」が備わっています。
若いうちはこの働きが十分に機能しますが、加齢やストレスの蓄積により、その力が徐々に弱まっていくことが知られています。
そのため、日々の生活の中で抗酸化成分を含む食品を意識的に摂ることが、健康維持の面から注目されているのです。
ゴマリグナンが注目される理由
ゴマリグナン(セサミンなど)は、ゴマの脂質中にごくわずかしか含まれませんが、その安定性と酸化への強さが研究者の関心を集めています。
体の中での酸化を抑えるはたらきがあることから、健康的な毎日や若々しさをサポートする素材として、食品や健康補助食品の分野でも幅広く利用されるようになっています。
現代人とゴマの新しい関係

忙しい毎日の中で、食生活が不規則になったり、ストレスを抱えたりすると、体のバランスを保つ力(抗酸化力)はどうしても低下しがちです。
そんな時、ゴマやゴマリグナンを含む食品を意識的に取り入れることは、自然なかたちで健康を支えるひとつの方法といえるでしょう。
最近では、ゴマの栄養成分を手軽に補えるように工夫された製品も増えています。
たとえば、ゴマ由来のセサミンを配合したサプリメントは、忙しい現代人の栄養サポートとして人気を集めています。
無理なく続けられる形で取り入れることが、健康維持の第一歩です。
※本記事は、健康維持や栄養補助に関する一般的な情報を紹介するものであり、
特定の疾病の診断・治療・予防を目的としたものではありません。


