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ごまの起源と歴史

2025-04-09
ごまの起源と歴史

日本人の食卓に欠かせない食材、ごま。いったい、いつ頃から食べられていたのでしょうか? 原産地はどこなのか、日本にはいつ頃渡ってきたのか。
そんなごまの歴史に少しだけ迫ってみましょう。

ごまの原産地はどこ?

ごまの原産地については、長年さまざまな説があり、はっきりとは断定されていません。他のスパイスと違って、ごまは古代から多くの地域で使われてきたため、どの文明が最初に栽培を始めたのかが特定しにくいのです。

かつてはインド原産説が有力とされてきました。実際、インダス文明の遺跡からもごまの痕跡が見つかっており、古代インドで栽培されていたことは間違いないようです。

ところが近年、「アフリカのサバンナ地帯」が原産ではないかという説も注目されるようになってきました。現存する野生のごまが、すべてこの地に自生していることがその根拠とされています。現在私たちが食べているごまは、栽培と品種改良が重ねられたもので、野生種とは異なりますが、その起源をたどるとアフリカにたどりつくというのは非常に興味深い説です。

ごまと人類の歩み

ごま(ゴマ/胡麻)の花

アフリカは人類発祥の地としても知られています。過酷な自然環境の中で、人々が食糧を安定的に得るために、野生の植物を栽培しやすく改良していった。
野生の植物を栽培し、食べやすく、大量に生産できるよう改良していくのは、全ての農耕の原点です。

野生のごまは苦みが強く、そのままでは食べにくかったとされています。しかし、風味豊かで使いやすい現在のごまになるまでには、長い年月と人々の知恵や工夫が重ねられてきたと考えられます。だからこそ、ごまは古代から現代まで、世界各地の食文化の中に深く根づいているのかもしれません。



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