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精進料理とごま

2025-06-11
精進料理とごま

🍃 精進料理とゴマ ― 仏教が育んだ日本のごま文化

ゴマが栄養豊富で、薬効に優れた食品であることは、日本でも古来からよく知られていました。
その食べ方も、粒のまま、擦りごま、ペースト状(練りごま)など、さまざま。
他の食材と合わせたり、ゴマ油を揚げ物や炒め物に使ったりと、多様な形で日本の食卓に取り入れられてきました。

しかし、ゴマと日本の料理文化を語るうえで欠かせないのが「精進料理」です。
精進料理とは、殺生を戒め、生臭物(肉や魚などの動物性食品)を食べることを禁じた、仏教者のための菜食料理のことです。

🍲 精進料理におけるゴマの役割

精進料理は、肉や魚を使わずに栄養を確保する必要があるため、植物性たんぱく質と脂質を多く含むゴマは、極めて貴重な食材でした。

代表的な料理が「ごま豆腐」です。
炒ったゴマを擦り、ペースト状にして固めるため、非常に多くのゴマを使います。
香ばしい風味と濃厚なコクがあり、肉や魚がなくても満足感のある栄養食として親しまれてきました。

また、「ごま和え」「ごま汁」なども精進料理には欠かせない存在です。
のちにゴマ油を使った天ぷらが登場すると、精進料理の世界はさらに豊かで洗練されたものとなりました。

🏺 僧侶たちが磨いた“食の研究”

ゴマやゴマ油は酸化しにくく、長期保存に適しているため、冷蔵技術のなかった時代には保存食としても重宝されました。

動物性食材を使わずに料理を工夫するという制約が、逆に研究と創意工夫を生み、精進料理は次第に高度で繊細な食文化へと発展します。全国各地には、今も精進料理の名刹(めいさつ)が数多くあり、それは僧侶たちの食文化研究の成果そのものといえるでしょう。

ヨーロッパの修道院がパンやチーズ、ワインの製法を磨いたように、日本の寺院では、限られた素材を最大限に活かす知恵が培われてきたのです。
その中心に常にあったのが、ゴマという食材でした。

🌿 現代に受け継がれる“ごまの知恵”

古来より受け継がれる“ごまの力”を、現代の食生活にも上手に取り入れたいですね。

精進料理を支えてきたゴマは、現代の私たちにとっても、毎日の健康を支える身近な食材です。
食事にごまやごま油を取り入れることで、栄養バランスを整え、いきいきとした日々をサポートしてくれます。