年齢とともに衰える「抗酸化力」

私たちの体には、活性酸素(酸化ストレス)から細胞を守るための「抗酸化力」が備わっています。
若いころはこの力がしっかり働き、多少無理をしても体はすぐに回復します。
ところが、年齢を重ねるにつれて、体の抗酸化力は少しずつ衰えていくのです。
若いころは強力な防御システムが働いている
20歳前後の頃は、体内で「SOD(スーパーオキシドディスムターゼ)」という酵素の働きが非常に活発です。
多少夜更かしをしても、食生活が乱れても、日焼けをしても、体は自然と元気を取り戻してくれます。
それだけ、若い体は活性酸素に対抗する力=抗酸化力をたっぷり持っているのです。
25歳を過ぎると感じる“変化”
ところが、20代後半から少しずつそのバランスが崩れ始めます。
「お肌の曲がり角」と呼ばれる25歳前後になると、紫外線のダメージが戻りにくくなり、肌のハリや透明感の変化を感じる方も増えてきます。
これは、皮膚の抗酸化力が低下し始めているサイン。
体内のSODやその他の抗酸化酵素の働きが、年齢とともに減っていくためです。
30代になると、肝臓の抗酸化力もダウン
30代を過ぎるころには、「お酒が抜けにくくなった」「翌朝がつらい」と感じるようになります。
これは単に“年のせい”ではなく、肝臓の抗酸化力が落ちてきた証拠。
肝臓は、体内で最も活性酸素が発生しやすい臓器のひとつです。
アルコールや脂質の代謝でストレスがかかりやすく、抗酸化力が低下すると疲労や不調が残りやすくなります。
40代からは全身の抗酸化力が低下
40代になると、体全体で抗酸化力が落ち、生活習慣病のリスクが高まってきます。
ある研究では、20歳時点の抗酸化力を「100」とすると、30〜40代で70程度に、50歳では60、60歳ではおよそ半分の50程度にまで低下すると報告されています。
年齢とともに細胞の防御力が弱まり、酸化ストレスが蓄積しやすくなるのです。
個人差を生む「生活習慣」の違い
もちろん、すべての人が同じスピードで老化するわけではありません。
40代でも肌ツヤがよく、疲れ知らずの人もいれば、30代で不調が出始める人もいます。
その違いを生むのは、日々の生活習慣や食事のバランスです。
抗酸化力を保つためには、ビタミンE・C・ポリフェノールなどを含む食材を積極的に摂ること、ストレスや睡眠不足を減らすことが大切です。
抗酸化力を補う新しいアプローチ
食事や生活だけでは補いきれない抗酸化力をサポートするために、近年ではゴマに含まれる「ゴマリグナン」など、植物由来の抗酸化成分にも注目が集まっています。
特に黒ごま健康法のようなサプリメントは、日々の食事を補い、健康的なエイジングを支える選択肢として関心を集めています。
※本記事は一般的な健康情報を目的としたものであり、特定の疾病の診断・治療・予防を目的とするものではありません。
※サプリメントはあくまで食事を補助するものであり、バランスのとれた食生活を心がけましょう。


